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スプレッド作成方法
■作成例4■ ― すなどりの小舟
題材を用いずに、行動の指針をテーマにしたスプレッドの制作例を記します。
行動の指針を決める為のスプレッドを作成しようと思い立ったとしましょう。
指針を決める方法は幾つかありますが、ここでは二者択一を例にします。
スプレッドの元になるイメージとして下記のような図を作成しました。
上の図は運命の暗喩として「舟」を用いたものです。
中央の赤い部分は舟を表します、現在の自分自身であり「過去の終わり」と「未来の始まり」を示しています。
下側の青い部分は過去に取り得た舟の航跡の範囲です、過去に存在した可能性や偶然が淘汰選択されて現在に収束される事を示しています。
上側の青い部分は未来に取り得る舟の進路の範囲です、可能性の広がりを示しています。
舟はその性質上、急激な方向転換は出来ないので「過去の航跡」が判れば「未来の進路範囲」を予測する事が可能です。
運命についても上記の舟の暗喩が当てはまる事が理解できると思います。
スプレッド的には「過去の航跡」を確認し「未来の進路」を予測する事で、左舷側と右舷側の「どちらに進路をとれば良いか」を選択するスプレッドになります。
上記のイメージ図と下記のスプレッド配置図の相関を確認してみてください。
スプレッド配置
1 質問者自身
2 障害
3 過去
4 近い過去(最近の出来事)
5 近い未来(近いうちに起こりそうな事)
6 未来(現状維持の場合の未来)
7 選択A 未来への鍵
8 選択B 未来への鍵
9 選択A 過去からの影響
10 選択B 過去からの影響
11 選択A 予想
12 選択B 予想
解釈自体はさほど難しくないと思います。
最初に解決案を二つ考えてからAとBに当てはめてください。
1〜6までカードで現在の進路を確認して、7〜12のカードを読んでからA案かB案を選択してください。
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